【Web3.0】Youtube メタバース、NFTの活用に積極的な姿勢 

画像引用元:Youtube

Youtubeのチーフプロダクトオフィサーであるニール・モーハンが、2022年に向けて最も注力すべき分野の概要を発表しました。NFTメタバースなどWeb3.0の領域で、彼が最も可能性が感じている分野を紹介しています。

NFTによる動画等の販売

ファンがYoutubeを通して好きなクリエイターのユニークな動画や写真、アート作品などの商品を手に入れることができるようになるかもれません。

クリエイターがNFTなどの最新技術を活用しやすい環境をつくることによって、クリエイターとそのファンのYoutubeでの体験をより強化、充実させていきたいとしています。

またYouTubeでNFTを活用することで、急成長するデジタルアート市場の不正を減らすことができると述べました。YouTubeはビデオライブラリを使って資産の正当性を確認する方法を提供することができるとしていました。

Youtubeとメタバース

Youtubeは、動画プラットフォーム上でのメタバースの実現に向けて、まずゲームから着手すると発表しました。メタバース内でユーザー同士がゲーム観戦をできるようになると述べています。

ゲーム動画をメタバースで見れることで、ゲームにより多くの相互作用をもたらし、より生き生きとしたゲームを実現するために取り組むとしています。

同プラットフォームでは現在、コンテンツをより没入感のあるものにするための方法を検討しており、メタバースの機能をより深く統合することが解決策の一部になると考えています。

GoogleとWeb3.0

モハンは、Googleの傘下の企業が、Web3の分散化の恩恵を受けて、ブロックチェーンやNFTの分野への関与を強める可能性を示唆しています。

YouTubeでは、2016年からVR動画に対応していています。グーグルは2014年にVRプラットフォーム「Cardboard」を2013年には拡張現実(AR)デバイス「Google Glass」をリリースしました。

しかし、グーグルはライバル企業に比べて、メタバースに関する計画について発表するのが遅いです。

競合企業の動き

Meta/Microsoft

Meta社(元Facebook社)は仮想現実や拡張現実の技術に数十億ドルを投じています。

マイクロソフトは、メタバース内に仮想オフィスを導入する機能を、職場でのコラボレーションソフトに追加する予定です。

Twitter

Twitterでは、テストユーザーが自分のNFTをプロフィール写真として掲載しています。

Youtubeはまだ計画段階ですが、Twitterのような競合他社は、すでに  NFTをプラットフォームに統合しています。

TikTok

TikTokを運営するByteDance社は先月、メタバースに集まるためのアプリを発表しています。

動画のNFT販売も行っています。

YouTubeはTikTokと動画の覇権を争っていますが、YouTubeが優位に立っているのは、クリエイターの収益化とトップスターが努力して実際にお金を稼げる道を提供しているからです。NFTの販売やライブコマースなどの機能を追加することによって、2022年にYoutubeがこの優位性を維持できるかが注目です。

リンク

Youtubeのチーフプロダクトオフィサーであるニール・モーハン氏のブログはこちらhttps://blog.youtube/inside-youtube/innovations-for-2022-at-youtube/

日本語版はこちら

2022年の展望:コミュニティ、コラボレーション、コマース

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