NFTのトレーディングカードゲーム「Skyweaver」を開発するHorizonは、シリーズA資金調達ラウンドで4000万ドルを調達したと、同社が火曜日に発表しました。
2017年に設立されたトロントのブロックチェーンゲーム開発企業Horizonは、この資金をSequence開発者プラットフォーム、Niftyswapマーケットプレイス、Skyweaverゲームの構築とスタッフの増員に充てる予定です。
ゲーム『Skyweaver』とは
『Skyweaver』では、プレイヤーはイーサリアムで取引可能なデジタルカードを獲得するチャンスを求めて戦います。(Horizon Games)
Skyweaverは、ユーザーはマジック:ザ・ギャザリングに似たフォーマットで、NFTのトレーディングカードを使って他のプレイヤーと戦うことができるオンラインゲームです。6月時点で40万人以上のアカウントが同プラットフォーム上に作成されています。
様々なVCやWeb3企業から出資
このラウンドはBrevan Howard DigitalとMorgan Creek Digitalが主導し、大手ゲーム会社のUbisoftとTake-Two Interactiveからの投資も含まれています。
その他、Polygon、Bitkraft Ventures、CMT Digital、Quantstamp、Round13 Capital、Xchange、Everyrealm、さらにShopify CEOのTobias Lütke、Sandbox共同設立者のSebastien Borget、Axie Infinity共同設立者のAleksander Larsenら個人投資家が参加しています。
同社の最高財務責任者Deborah Marfurt氏は、昨年の同社の前回の資金調達ラウンド(評価額8950万ドル)を上回ると述べていますが、評価額は公表されていません。
Horizonの共同創設者兼最高経営責任者のPeter Kieltyka氏はHorizonを主流の消費者や開発者がブロックチェーンにもっとアクセスできるようにすることを約束すると述べています。他の暗号企業が労働力を削減している今、同社は年末までにチームを60人から80人に増やしたいと考えています。