NFTアートClone Xについて概要から過去最高の落札額、購入方法まで解説

画像引用元:Clone X-Open Sea

今回は、世界的に有名な「Clone X」というNFTプロジェクトについて紹介します。

世界のセレブリティから人気の村上隆さんがデザインに参加していたり、メタバース内での使用を目指すRTFKTが販売する注目NFTです。

発売から3ヶ月以上経っていますが、目が離せないプロジェクトになっています。

Clone Xとは

Clone Xは、20,000体の3DNFTアバターコレクションです。
Clone X は、Nikeに買収されたことで有名なNFTスニーカーメーカーRTFKT(アーティファクト)とアーティストの村上隆氏によって制作されました。
11月30日にダッチオークションで販売されました。

ダッチオークションは、値段が時間と共に下がっていくオークションです。この方式のメリットは、一気に取引が集中しないのでガス代を押させることができる点です。

ただ、Clone Xのダッチオークションは、3ETHでスタートして、3ETHで全てのCloneが販売されました。
現在では、総額400億円以上の取引が行われていて、8,400人以上のオーナーがいます。

Clone Xの特徴

DNAタイプ

https://twitter.com/rtfktstudios/status/1469772331673432070

Clone Xには、DNAタイプというNFTのレア度に関わる要素があります。
2万個のクローンには8つの「DNAタイプ」があり、それぞれレア度が変わってきます

クローンの半分は人間で、ロボットはクローン供給全体の約30%を占めています。Clone Xには天使と悪魔(それぞれ約8.75%)、爬虫類(1.25%)、アンデッド(0.6%)、ムラカミ(~0.5%)、最もレアなのがエイリアン(0.15%)です。

MURAKAMI DRIP

DNAタイプと別に、約15%がMURAKAMI DRIPという属性を持っています。
MURAKAMI DRIPは、村上隆氏の特徴的なスタイルの多くの色を使ったカラフルなデザインが反映された個体になっています。

https://twitter.com/rtfktstudios/status/1468245653918781445

それぞれのアバターのユニークさ

画像引用元:Clone X-Open Sea

Clone Xのアバターには、様々な服装、アクセサリー、ユニークな髪型があります。Cloneは幅広い人種や肌の色でデザインされていて、性別も定義されていません。
また、Cloneは皮膚病の白斑のようなアバターがいたり、実在するアニメキャラクターをモチーフにしたアバターいるなど、多様なキャラクターが存在します。
RTKFTは、Daz 3D(世界的に有名な3Dモデリングソフト)とのコラボレーションにより、それぞれの特徴をリアルに表現しています。

将来的なアバター利用

Clone Xでは、ユニークな特徴を持つ2万体の3DNFTアバターが提供されることになります。
各アバターは、ビデオ、ゲーム、SNSなどの、メタバース内の様々なコンテンツで使用することができます。

ロイヤルティとライセンス

Cloneの2次市場ロイヤリティは5%で、2つのライセンスが付属します。
MURAKAMI DRIPの特性がないアバターは、100万ドル(約1.1億円)までの商品化ができます。ただMURAKAMI DRIPの特性がないアバターは、商品化の権利は与えられていません。
また、不定期ですがRTFKTや村上隆さんに関係するNFTがエアドロップれます。

ロードマップ

Clone Xのロードマップは、主にメタバースを利用するユーザーがメタバースで活動しながら、現実世界の刺激を気軽に触れられるようにすることを目標にしています。

メタバース上の様々なプラットフォームで利用可能な3Dファイルを使って、ユーザーは自分の好きなCloneを自由に着せ替えたり、詳細は不明ですが、能力を最大限に発揮させることができます。
また、Clone Xは、将来的に、新しい衣料品ブランドを導入することを発表しました。

これによって、デジタルなコレクターズアイテムに加えて、現実でもコレクターズアイテムを購入することが可能になりそうです。

過去最高のリセール額(億超え)

画像引用元:Clone X-Open Sea

2022年の2月1日に、Clone XのNFTが450ETH(約1億4千万円)で購入されました。
このNFTはClone X#4594は0.43%のレアリティでホワイトオクトパス(WHT-OCTOPUS)ヘア、0.51%のMURAKAMI DRIPなどいくつかの珍しい形質を含んでいます。
こちらのCloneX#4594は@FT3azlさんに購入されました。
@FT3azlのTwitterはこちら https://twitter.com/FT3azl
@FT3azlのコレクションはこちら https://opensea.io/FT3azlCollection

Clone X エアドロップで送り人誕生

1ヶ月ほど前に、TwitterでClone Xを42体保有する@ashf0023さんがの所有特典のエアドロップ(無料でNFTが送られること)で億り人になったことが話題になりました.

@ashf0023さんのコレクションはこちら https://opensea.io/Takashipomkaikaikiki

CloneXの購入方法

Cloneの現実的な購入と所有は、分割されたフラクショナルNFTを購入するのがお手頃です。
Clone Xの現在のフロアプライスは2022年3月4日時点で12.3ETH(387万円)と高額で多くの人が買うことを難しいです。

ただ、フラクショナルNFTという、NFTを分割して、同じNFTを複数人で所有するものがあります。フラクショナル対応ウォレットは、Trust Wallet,Argent,MetaMaskです。
Clone Xは、RTFKTが最初に販売したNFTとして注目される可能性は今後も高いです。

公式リンク集

Clone X-RTFKT公式サイト https://clonex.rtfkt.com/

RTFKT Studios公式Twitter https://twitter.com/RTFKTstudios

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