今後、NFTゲームが普及していく中で、大活躍するプラットフォームについて紹介!
Immutable X(IMX)とは?
Immutable Xは、イーサリアム上のNFTを取引するための初のレイヤー2のプラットフォームです。ユーザーのNFTの所有権を損なうことなく即時の取引確認、毎秒9000件の取引、ガス代無料の取引を可能になります。現状のイーサリアムでは1秒間に13回の取引しかできませんでした。
簡単に言うとImmutable Xは、NFTの作成と取引を、従来のデジタル資産の取引よりも簡単にすることができます。NFTゲームを中心に様々な取引がイーサリアム上で行われている中で、Immutable Xが登場したことによって今後さらに取引が活発になることが期待されています。
Immutable Xの特徴
毎秒9000回の取引ができることと、ガス代無料に加え、カーボンニュートラルなシステムになっています。
環境に配慮した暗号通貨であることをアピールしているのはとても珍しいことです。
レイヤー2とは
もともとのイーサリアムのことをレイヤー1と呼びます。
SushiswapやUniswapのようなDefiを用いた分散型取引所もレイヤー1のブロックチェーン上にあります。
レイヤー2はイーサリアムのメインのチェーンではないところで処理を行います。
メインのチェーン上で処理が行われないので階層が違うのでレイヤー2と呼ばれています。
レイヤー2の他の例としては、Polygonが挙げられます。
Polygonは毎秒6000~7000件の取引が可能で、しかも手数料が平均0.00002ドルと格安の暗号通貨になっています。
流動性について
Immutable Xは、仮想的な代替性のある市場の作成することで、流動性の最大限高めることができます。流動性を高まることによって、ブロックチェーン上のあらゆる資産を、常に適切な価格で売買することができます。
大規模な処理能力
Immutable XとStarkWareは共同で、オフチェーンでの大規模なバッチ処理を可能にしました。ユーザーは取引のために署名し、その後単一の証明でオンチェーンに置かれます。これによって多数の取引を単一の取引に圧縮することができます。
Immutable Xの仕組み
ImmutableXはZK Rollupと呼ばれるレイヤー2の技術を使っています。これは、何千ものオフチェーン取引を採用し、これらの取引が全て有効であることの証明(資産の所有者が取引に署名したこと)を作成し、その証明をチェーン上に公開し、スマートコントラクトによって自動で検証する仕組みになっています。
Immutable X-開発者側のメリット
Immutable Xで開発者は個数とレア度を設定するだけでNFTを作成することができます。
取引手数料を自由に設定可能:開発者も利用者もImmutable Xを無料で使うことができます。ただし、取引所やマーケットプレイスがImmutable Xを用いる場合、独自に取引手数料を請求することができます。
活用事例
Immutable Xはすでに様々なマーケットプレイスで既に活用されていています。
TikTok Top Moments
このプロジェクトはTiktokのクリエイターによって作られた動画をNFT化して販売するプロジェクト
Illuvium
2022年にリリースされるオープンワールド型のRPGの大注目NFTゲームです。このゲーム専用のマーケットプレイスIlluviDEXで使われます。
他にも、Godes UnchainedやGuild of Guardians Herosなどのゲームでも使われています。
使い方
Immutable Xの公式サイトでMetaMaskなどのウォレットを接続します。
そして、Iventryのページでイーサリアムをウォレットからデポジットすることによって、ガス代無料の取引ができるようになります。
Immutable X(IMX)の価格
2021年11月5日に上場が発表され、745円でスタートして、一時は1092円まで値上がりをしました。現在は329円前後(2021年1月29日現在)です。今後、Immutable Xの技術がさらに他のマーケットプレイスに活用されることを予想されると、今後の時価総額が高まることが期待されます。
まとめ
・Immutable Xを使うと、今後NFTをガス代無料で高速に取引することができる。
・NFTの作成も簡単に可能になる。
・今後、さらに別のマーケットプレイスで利用される可能性が高く、IMXトークンにも期待大!
リンク集
公式サイト: https://www.immutable.com/
公式Twitter: https://twitter.com/immutable