【簡単解説】コインとトークンの違いとは?

画像引用元: Photo AC

Gamefiやメタバースに関連して、たびたび登場する「トークン」という言葉が登場します。

仮想通貨のようなコイントークンの違いについて気になっている人も多いと思います。

この記事では、コイントークンの違いだけでなく、トークンの性質や特徴についても解説しています。

コインとトークンの違い

コインは独自のブロックチェーンを使ってすべてのデータを追跡します。

トークンの場合、コインのブロックチェーンを自分のインフラとして利用します。

ブロックチェーンの使用料を払う必要がありますが、トークンを作るときはブロックチェーンを作成、コードを書いたり、どのように検証されるべきかを心配する必要がありません。

代わりに、トークンを作成するだけで、そのブロックチェーン上で動作します。

代表例:イーサリアム

イーサリアムは独自のブロックチェーンで価値を保存しトランザクションを検証します。

イーサリアムの開発チームは過去数年前からシステム全体の改善、仕組みのアップデート、脆弱性を修正するためのパッチの適用などに数年前から、非常に熱心に取り組んできました。

イーサリアムトークンまたはERC-20は、イーサリアムのブロックチェーンの機能をバックボーンにインフラとして使用します。

トークンからコインに切り替えることも可能

トークンをそのままコインに変換することはできませんが、同じ機能を持ったコインを作り、ユーザーが以前のトークンを新しいコインに交換することができます。

トークンの種類

トークンにはいくつかの種類があり、それぞれのトークンの目的を分類することができます。

①プラットフォーム・トークン

プラットフォーム・トークンは、ブロックチェーン上の分散型アプリケーションをサポートするトークンです。

例えば、Uniswapはユーザーがイーサリアムトークンを他のイーサリアムトークンに交換できるアプリケーションです。非中央集権的なアプリケーションであるにも関わらず独自のトークンを持っています。

画像引用元:Uniswap

Uniswapトークンは、Uniswapのプラットフォームに投資した人に与えられるもので

将来的にはトークン保有者は将来的な方針決定に投票でき、さらには取引で得た利益の一部を得ることができます。

②セキュリティ・トークン

セキュリティ・トークンは、他の資産の所有権を示すために発行されます。

例えば、あなたが金を買いたいと思っていたとしても、実際には保有したくないとします。

誰かが金の価格に連動するトークンを作ることで、実際に金を所有するのではなく、金の表現を所有することになります。

金を表現したものを所有することになり、技術的にはより安全です。誰かの家に侵入して本物の金を盗むするよりもイーサリアムトークンをハッキングする方がはるかに難しいからです。

③トランザクショナル・トークン

トランザクショナル・トークンは、迅速かつ簡単な送金手段として使われます。

仮想通貨DAI

画像引用元:Photo AC

DAIは、現在、アメリカドルの価格と連動しています。

現金と同じように使うことができますが、取引手数料が0.00002ドルと、とんでもなく安いのが特徴です。

④ユーティリティ・トークン

ユーティリティー・トークンとは、所有権と結びついた価値を持つトークンのことです。

セキュリティトークンはただ買って持っているだけですが、ユーティリティトークンは実際に商業的に利用することができます。

⑤ガバナンス・トークン

トークン保有者が特定の事柄に投票することできます。

例えば、Uniswapの独自トークンは将来的にガバナンス・トークンになる可能性があります。

トークン保有者は、取引手数料の変更などの投票に参加することができます。

実際には、より多くのトークンを持つことで、より多くの投票権を持つことができます。

一方で、多くのトークンを保持している人がプラットフォームをよりコントロール出来てしまうという問題があります。

まとめ

コインは独自のブロックチェーンを使ってすべてのデータを記録する。

トークンはコインのブロックチェーンをインフラとして利用する。

トークンからコインに切り替えることも可能

トークンは5種類がある。

①プラットフォーム・トークン

②セキュリティー・トークン

③トランザクショナル・トークン

④ユーティリティー・トークン

⑤ガバナンス・トークン

最新情報をチェックしよう!
>運営者情報

運営者情報

NFT METAまとめ運営事務局
運営会社