今回はGasho2.0という2/13,14に原宿のUltraSuperNew Galleryで開催されたNFTアートの展示会に参加させていただいたのでその、イベントレポートをしていきます。
今回は前日に行われた関係者だけのプレイベントに参加させていただきました、
Gasho2.0とは
日本独自の印刷技術を用いて、NFTアートからリアルアートを作成するという試みです。
NFTをリアルアートにすることによって、画面上だけでなくリアルでもNFTを飾って鑑賞でき、よりNFTアートの楽しみ方を広げることができます。
プレイベント
今回は20作品以上のアート作品が展示されていました。
有名なアーティスト、芸能人さんの作品から新進気鋭のアーティストさんの作品まで
幅広くありました。
注目されていた作品
『SDGsGirl002』ddaatt33作
今回の展示会で一番多かったのは、可愛い女の子系の作品でした。
しかし、その中でddaatt33さんの作品は、女の子作品の中でもオリジナリティが際立って、不思議な雰囲気と可愛さが交わった作品になっていました。
ddaatt33さんのSNSはこちら
Instagram: https://www.instagram.com/ddaatt33.art/
Twitter: https://twitter.com/ddaatt33
『Crypto_Calligraphy #000』ハヤシライスしか勝たん作
今回の展示会で、唯一の書道作品になっていました。
Gasho2.0の印刷技術と組み合わさって、とても力強い作品になっていました。
ハヤシライスしか勝たんさんのTwitterはこちら https://twitter.com/kuraki_pokoron
『輪(ring)』
今回の展示会で、芸能人さんの作品も何点か展示されていました。
そのなかでも、ジミー大西さんの作品はテレビ見る天然キャラからは想像がつかない細かい緻密な作品になっていました。
ジミー大西さんは、以前から画家活動が有名でしたがNFTアートで、今後も注目されるはずです。
ジミー大西さんのTwitterはこちら https://twitter.com/j_hideaki
参加アーティストはこちらから確認できます。
プレイベントでは、NFT界隈で有名なアーティストやインフルエンサーなどなど様々な関係者が参加されていました。
EXILE,GENERATIONSのメンバーの関口メンディーさんや可愛い女の子のイラストで有名なおにぎりまんさんもいらっしゃっていました。
音楽グループ「19」の元メンバーで、イラストレーターとして有名な326さんもイベントに参加されていました。
初めて、NFTのイベントに参加させていただいて、今のNFTアートブームを作っている方々と交流できて、とても刺激になりました。
独自の印刷技術:2.5Dレリーフペインティング手法
Gasho2.0の印刷の特徴は、表面に凹凸が出来ることによって、作品が立体的にみえることです。
分かりにくいかもしれませんが、鼻の部分や服が高くなっていることが分かります。
作品ごとに職人さんがコンセプトを把握して、見る角度や凹凸の付け方によって強調される部分などを確認してデータを作りこみます。
データをもとに、ヘアライン加工、クリア塗装、研磨を何度も繰り返していきます。アルミ板にインクを16層に渡って重ねて塗ることで、立体感のある2.5Dレリーフペインティングになります。
ただ、作品を印刷するだけでなく、1枚1枚ごとのコンセプトを汲み取ることによって、凹凸つけるだけでなく、質感も作品ごとに変えることができます。
NFTアートとリアルアートについて
NFTは、他のものと交換できないユニークなデジタル資産です。ブロックチェーン技術を用いて保存・検証されているため、複製、改ざんが困難で事実上不可能になっています。
今までは、デジタルデータは、コピー&ペーストで複製が何個でも作れてしまうので、デジタルなアート作品に価値を付けるのが難しかったです(本物と偽物の区別がつかない)。
しかしNFTが登場したことによって、デジタルデータを数量限定で発売できることができるようになり、アート作品をNFT化して販売することが流行ってきました。
NFTアートは、現在投機の要素から価格が高騰するバブルの側面に多くの注目が集まっています。
今後、NFTアートのバブルが落ち着いてきて、作品の良さに惹かれて作品を購入する人が増えていくでしょう。
自分の所有する作品をデジタルの画面上だけでなく、家で飾って鑑賞したいという声が出てくるかもしれません。そうなったときに、Gasho2.0のリアルアートがよりアートとしての楽しみ方を広げていきます。