北海道余市町:ふるさと納税の返礼品にNFTを活用:発売は5月7日

北海道余市町(よいちちょう)がふるさと納税の返礼品にNFTを提供することを発表しました。
寄付金額は1枚12万円からで、54種類を用意し、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」限定で提供されます。
今回のNFTは、株式会社あるやうむの「ふるさとNFT」技術を活用しています。

北海道余市町とは?

北海道西部、積丹半島の東の付け根に位置する余市町は、ニッカウイスキー蒸留所のある町とし有名です。札幌から約1時間、小樽から約30分の距離にあり、ニシン漁で栄えてきた町です。
近年はワイナリーも数多く、オープンし、ワインの産地としても注目されています。

返礼品のNFTについて

余市町が提供するNFTは、NFTクリエーターのPokiさんが描いた北海道余市町の特産品であるワインをモチーフにしたアート作品です。この作品は、複数のパーツからなる「ミニコレクションNFT」として制作され、余市町のワイン(白・赤・スパークリング)、背景、キャラクターの異なる全54種類の組み合わせが返礼品としてされます。

返礼品のNFTは、パブリックチェーンであるポリゴンチェーンにて発行されます。

ふるさと納税NFT」技術を活用し、発売後1ヶ月間はリセール制限を行います。

ミニコレクティブルNFTとは

複数種類のイラストを組み合わせて作られたNFTコレクティブルNFTと呼びます。コレクティブルNFTは、約1,000~10,000種類ありますが、今回は54種類と少なめのためミニコレクティブNFTと呼んでいます。

NFTの種類

NFTは、大きく分けて、女性、男性、子供の3種類のイラストがあります。それぞれ背景が3種類、飲み物が3種類、ジェスチャーが2種類あり、これら組み合わせることで合計54種類のNFTを作成することができます。
子供のイラストは、ジュースをイメージしています。

アーティストPoki氏

Poki氏は、北海道出身・在住のイラストレーターです。

PokiさんのTwitterはこちら:https://twitter.com/poki_nft

購入方法について

日本最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」で2022年5月7日(土)21時から寄付ができます。

ただ、寄付を行うには、専用ページにて事前登録が必要となります。

寄付の申し込み方法 Step1

株式会社あるやむ公式サイト内専用ページ https://furusatonft.com/yoichi/ より予約申込(2022年5月7日(土)19:00に追加情報を公開予定)。

1.株式会社あるやむのオフィシャルサイトで、ご希望のNFT作品を選択する。

2.専用ページで必要事項を入力(詳しくは株式会社あるやむの公式サイトをご覧ください。)

3.登録したメールアドレスに「予約番号」が記載された予約完了メールが届きます。

Step2)Step1)で予約した返礼品を、「ふるさとチョイス」で寄附申込をする。

1.NFTアートの返礼品詳細ページより寄付の申し込みを行う。

2.申し込みページで必要事項を入力する。Step1)で取得した「予約番号」を入力する。

3.決済完了後、返却されたNFTアートと寄付完了のメールが届きます。

予約番号発行後、3日以内にお支払いがない場合は、キャンセル待ちの方に権利が移行されます。

ふるさと納税の返礼品をNFTした狙い

NFTを実社会に浸透させるための大きなチャレンジです。
ふるさと納税の返礼品としてNFT活用事例が普及して自治体にメリットをもたらすことができれば、自治体がNFTやブロックチェーンに対する規制強化に対するステークホルダーとなります。これにより、NFTやブロックチェーン国民の印象も良い方向に変化していきます。これが実現できれば、イノベーションを阻害してきたブロックチェーン関連技術の規制強化に歯止めをかけることができます。

リンク集

PR times:北海道余市町とあるやうむ(北海道札幌市)およびトラストバンク、NFTアートのふるさと納税の返礼品を「ふるさとチョイス」にて5月7日に提供開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000091165.html

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