自民党、岸田総理などの顔写真付きNFT(岸田トークン)を配布 Web3に注目か?

画像引用元:自民党青年局

自民党は岸田総理や小泉進次郎氏の顔写真付きNFT(岸田トークン)の配布を行いました。
日本の政党としてNFTを発行した初の試みとして注目されています。

岸田トークン(配布されるNFT)とは?


岸田トークンは、青年局の会議・研修の参加者に出席証明や記念バッチとして配布されます。

自民党の青年局が岸田トークンと呼ばれるNFTを企画しました。
トークンは、「HAZAMA BASE」というNFTを作成できるプラットフォームで作成・配布されます。
HAZAMA BASEはこちらhttps://hazbase.com/

チェーンはPolygon(ポリゴン)を採用しており、譲渡や売却できない方で配布されます。

岸田トークンのコントラクトアドレスはこちらから確認できます。
https://polygonscan.com/address/0x8c3e8f9f7F38749DA3100acdd77E9ecAC20dC63b

岸田総理は、「Web3は経済成長につながる、新しいサービスが生まれやすい社会を実現する」とコメントしています。

青年局の塩崎彰久次長は、「NFTは今後、会議への出席や意思決定、投票に使われる可能性がある。まずはNFTに親しんでもらうことで、関わり方を探っていきたい」と強調しました。

国内でBinaceやPolygonを使う問題点

岸田トークンの違法性を主張するツイート

海外取引所のBinanceを使ってPolygonを調達していることを問題視する声が上がりました。

しかし、法的には交換業に登録をしていない取引所を使うのは問題ではありません。ただ、政府はBinance(バイナンス)に対し、日本への事業展開を禁するよう警告しています。

岸田トークンを発行したIndie Suare社によると、海外の拠点からアカウントを開設、取引し、NFTを発行したようです。
詳しくはこちらhttps://indiesquare.co.jp/news/20220529_info/

岸田トークンの入手方法

岸田トークンは、5月29日に開催された都道府県連学生部対抗 政策プレゼンコンテストで総裁賞を獲得したグループに配布されました。
小泉進次郎氏や野田聖子氏の顔写真付きNFTも自民党の集会の参加者に配布されました。

今後も自民党の集会などに参加することで岸田トークンを獲得できるようです。

メタバースでの街頭演説

画像引用元:cluster

自民党青年局は、メタバースでの演説会という初の試みを行う予定です。
6/5(日)17:00~、clusterというメタバース・プラットフォームで行われます。

河野太郎広報本部長牧島かれんデジタル大臣などが登壇されます。
議員の方々は、イベントのために専用のアバターを作成したようです。

詳細は、clusterのサイトをチェック

https://cluster.mu/e/3683e17c-fec1-4f4a-b066-5782fb9f348d

政府によるWeb3.0,NFTに対する取り組み

自民党のデジタル社会推進本部のNFT検討PT(平将明衆議院議員ら)が3月末にNFTホワイトペーパー」をまとめ、4月末に岸田総理に提出しました。

ホワイトペーパーで、「Web3.0時代の到来は、日本にとって大きなチャンスである。しかひ、今のままでは必ず乗り遅れる」とし、Web3.0時代の国家戦略を策定する必要性を訴えています。

今年に入り、Web3.0時代の新しいデジタ経済圏の覇権をめぐる国際競争が急速に広がり、アメリカやイギリスなどが相次いで国家戦略の策定を発表しています。

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