ZepetoXチーム（ZTX、ZepetoX.io）は、Web3空間への進出を発表し、クリエイターとコミュニティが構築し、遊び、稼ぐことを可能にするオープンワールドを構築するというビジョンを共有しました。
ZepetoXは、Solana(ソラナ)ブロックチェーン上に構築されている新しいメタバースプラットフォームで、ネイバー傘下のZepetoと、米国に拠点を置くジャンプトレーディングの暗号通貨部門であるJump Crypto(ジャンプクリプト)との提携であると発表しました。
ZEPETOは、2018年にローンチして以来、3億2000万人以上の登録ユーザーを持つアジア最大のメタバースプラットフォームです。
Zepeto Xとは
ZepetoXは、ZEPETOとJump Crypto(ジャンプクリプト)を含む主要なグローバルブロックチェーン組織が立ち上げた暗号資産を活用したメタバースです。
ZepetoXは、Solana(ソラナ)ネットワークをベースに、さまざまなレベルのゲーミフィケーションを統合し、ユーザーがデジタル商品の所有や社会的交流を通じてお金を稼ぐことができるウェブベースのオープン3D世界を提供する予定です。
また、ZepetoXのブロックチェーン開発への取り組みは、Jump Crypto(ジャンプクリプト)からアドバイスを受けます。
ZepetoがWeb3に力を入れる背景
Zepetoの方向転換は、メタバース・プロジェクトのインキュベーターになろうとしている韓国におけるより大きなトレンドの一部です。また、韓国政府は、国内の技術部門を強化し、より多くの雇用を創出するために、メタバース関連プロジェクトに取り組む技術系新興企業に2億ドル近い助成金を投入しています。
仮想空間上で、マネタイズの機会をより増やす
ZepetoXは、Solanaネットワークをベースに、様々なレベルのゲーミフィケーションを統合したウェブベースの3Dオープンワールドを提供し、ユーザーはデジタル資産の所有や社会的交流を通じてマネタイズする機会を得ることができます。
既存のZepetoとZepeto Xの違い
物が売れる
既存のZepetoでは、ユーザーはアバターを通じて交流し、バーチャルなアクセサリーでパーソナライズすることができます。Zepeto Studioと呼ばれるマーケットプレイスでは、小規模なデジタルアーティストからGucciやNike（NKE）といった世界的なファッションブランドまで、第三者がカスタマイズしたバーチャルアクセサリーを販売することができる。Zepetoのリリース以来4年間で、ユーザーは25億個のアイテムを購入しました。
Zepeto Xで可能になること
ZepetoXは、カスタマイズ可能なアバターと、様々なクリエイター、DAO、またはコミュニティによって作成された豊富なアセットのNFTを備えた土地を通じて、最終的に自己表現力を高めることを目的としています。
また、ZepetoXの3Dオープンワールドは、ユーザーがNFTのアクセサリーや土地などの所有権を簡単に収益化できるようにすることを目的としています。ZepetoXは、Web2版とは異なるル、暗号に関心のあるZepetoプレーヤーを取り込もうとしています。
仮想空間上の土地を販売
今後数ヶ月の間に、ZepetoXは最初のメタバース上の土地販売を開始する予定です。この土地は、ZepetoXのマーケットプレイスで取引可能で、オープンワールドプロジェクトの進化に伴い、様々なNFTを搭載していく予定です
ZEPETO運営会社のCEO,Solana(ソラナ)の創業者コメント
ZEPETOの運営主体であるNaver ZのCEO、Daewook Kim氏
「我々は、ZepetoXが、既存のユーザーにブロックチェーンをもたらすだけでなく、様々な破壊的なイニシアチブを通じてブロックチェーン空間における我々の足跡を拡大するための理想的なWeb3プラットフォームを構築できると信じています」と述べています。
Solana(ソラナ)の共同創業者であるアナトリー・ヤコヴェンコ氏
「ZEPETOXのようなプロジェクトは、数百万人のユーザーをweb3に乗せるための新しい道筋を作る 」と述べています。
ZepetoXの共同CEO、Chris Chang氏
「私たちのグローバルチームは、暗号ネイティブの経験の深さをもたらし、私たちの目標は、メタバースユーザー、開発者、およびクリエイターの間でブロックチェーンの採用を先導するためにZEPETOの基盤を構築することです」と述べています。
関連リンク集
Web3-Based ZepetoX to Build on Solana-https://finance.yahoo.com/news/web3-based-zepetox-build-solana-140000210.html
