超リアルなメタバース空間:EverdomeとMetaheroについて解説してみた。

ランドセールで話題になったEver dome(エバードーム)について紹介していきます。

画像引用元:Everdome Trailer

Everdomeとは

オープンメタバース内(仮想空間)でアバターを操作して遊ぶゲームになっています。

Everdomeの一番の特徴は、自分自身を3Dスキャンした をアバターとして用いる点です。

仮想空間は、近未来的な都市をイメージして作られています。

Everdomeの特徴

ハイパーリアリズム

Everdomeの仮想空間は、現実とバーチャルの区別がつかないほど非常にリアルに近いきれいなグラフィックの世界観を目指しています。

3Dスキャン

3Dスキャンした、自分のアバターや様々な物をNFT化して、Everdomeの世界に持ち込むことができます。

まるで、自分自身が仮想空間内に入り込んだような世界観になります。また、自分以外にも、飼っているペットを3Dスキャンして、仮想空間内で散歩できるかもしれないということです。

Everdomeの創設者

Robert Gryn(ロバート・グリン)氏

ポーランド人の起業家で、昨年「Codewise」を売却しました。

Codewiseは、アドテクの会社でヨーロッパで2番目に急成長していた会社です。

2017年に、30歳の若さでForbesのポーランド人お金持ちランキングで57位になるほどの資産家です。

また、Tensetのエンジェル投資家です。

画像引用元:Robert Gryn公式twitter

Everdomeを開発した理由

Gryn氏は、ハイパーリアリズムを実現する仮想空間は、現状のメタバースプラットフォームでは難しいと分かり、Everdomeの開発に至りました。

3Dスキャンした、超高解像度のアバターやオブジェクトをSanboxのようなブロック性の高い仮想空間に取り込むことは難しいということです。

英語の動画ですが日本語の字幕も付いているので詳細を知りたい方は是非ご覧ください。

3Dスキャン・モデリング Metahero

Metahero(メタヒーロー)とてもリアルな3Dアバターやアイテムが作成できる3Dスキャンやモデリング技術を市場に提供しようとしているプロジェクトです。この技術はゲーム、VR,ソーシャルメディアなど様々な用途で利用できます。

メタスキャナーという装置で行われ、200台のカメラが設置されています。様々な方向から写真を撮って、写真を結合することによって3Dモデリング可能になります。

200台のカメラで同時に写真を撮ることによって、短時間でスキャンとモデリングができるようになります。モデルを制作するのにかかる時間は15分から1時間です。

3Dスキャン技術を提供する:Wolf Studioについて

Wolf Studioは、3Dスキャン技術を技術を提供する会社です。Metaheroだけでなく、ディズニーやフェラーリ、トヨタなど業種を問わず、様々な企業に最先端の3Dスキャン技術を提供しています。

メタスキャナーに利用されるソニーのカメラ:A7RIVA

画像引用元:SONY公式ストア

メタスキャナーに使われている200台のカメラはA7RIVAという30万円するソニーの最高級カメラを使用しています。カメラ本体だけでなく、レンズの費用も考慮すると、カメラだけで数千万円かかっていることが分かります。

Wolf Studioは、2021年9月10日にソニーがオフィシャルパートナーになったことを発表しました。

メタスキャナーの詳細スペック

画像引用元:everdome.io公式サイト

最近の活用事例:CyberPunk 2077

メタスキャナーの最初の利用はCD ProjektのCyberPunk 2077というゲームでのキャラクター作成でした。制作会社の従業員をスキャンしてゲームのNPCにしました。

  • Metahero 3Dチャンバーの利用方法や場所、費用

今後世界各地に自分自身を含むあらゆるオブジェクトをウルトラHDでスキャンできるMetahero 3Dチャンバーと呼ばれるスキャナーが、まず12個設置されます。

その12個の中には東京も含まれています。

費用は200米ドル(およそ2万円)で支払いは専用のアプリ経由になるようです。

METAHEROトークンについて

トークンはデフレトークンになっていて、価値がどんどん上がっていく仕組みになります。

HEROの主な入手先

Kukoin HERO/USDT

Gate.io HERO/USDT

Gate.io HERO/ETH

Everdomeの今後について

Everdomeはいつリリース予定かなどの情報がまだ公開されておらず、不明な点が多いです。

ただ、1月に今後についての発表があるそうなので、その情報を待ちましょう。

今後のランドセール情報

第一弾のセール(2021/11/26~2021/12/10)はもうすでに終わってしまったので

第二弾セールについて説明します。

第二弾は2021/12/10~2022/1/10に行われます。

50000HEROを持っていると1slot(1区画)が10%引きになります。

HEROは12/12日現在、約21円なので50000HEROは105万円

条件

HEROの販売や譲渡は禁止で、破った場合セールの権利等は永久的に失われます。

・取引所のウォレットではなくMetaMask等のウォレットで保管しておく必要があります。

注意点としては、ランドの販売日等の情報がまだ出てないので、ランドセールの参加権を得た方は最新情報を取得して確認しておきましょう。

まとめ

・リアリティのある人や物をスキャンして、仮想空間に持ち込めるが可能

・スキャンができる施設は今後東京にできる。

・ランドセールの参加権は1/10まで手に入れることが可能

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